家電量販店の旅行用品売り場へ行くと、たくさんのスーツケースが並んでいる光景を見られた方もいらっしゃると思います。

そのスーツケースに貼られたシールには、「機内持ち込みOKサイズ」などの文字が書かれているものが幾つもあると思います。

一見、サイズや形状が違うように見えるスーツケースにも、「機内持ち込み可」などのポップが置かれており、どれを選べばよいか分からなくなりますよね。

でも簡単にどれが良いか分かる方法があります。

それは「機内持ち込み可」と書かれた中から、容量が大きいスーツケースを選べば間違いありません。

外見が同じような大きさでも、スーツケースの中に入る容量はかなり違います。

小さいものは30Lから大きいものは40Lを超えるものもあり、容量の数字を見て決めれば、後で後悔する可能性は減ります。

その理由などについて簡単にご説明したいと思います。

そもそもスーツケース売り場に並んでいるスーツケースは、なぜ「機内持ち込み可」という宣伝を大きく書いているのでしょうか？

それはスーツケースを機内に持ち込むことを、大きなメリットがあると考える乗客が多くいるからです。

スーツケースを機内に持ち込むメリットは、以下の点があげられると思います。

確かにスーツケースを、機内に持ち込みたくなる気持ちは分かります。

機内持ち込みにメリットがあることは分かりましたが、皆が機内にスーツケースを持ち込むと、機内の収納スペースが足りなくなるという問題が発生します。

これを防ぐために、航空会社は機内に持ち込めるスーツケースのサイズや重さに制限を設けます。

国内線の例を挙げると、全日空（ANA）と日本航空（JAL）は、同じルールを設定しています。

座席数が100席以上の場合

荷物の３辺の和（縦・横・高さ）が115cm以内。（55cm　X 40cm　X 25cm以内）を1人1個の荷物まで1人1個の荷物まで。重さは10kgまで

座席が100席以下の場合

荷物の３辺の和（縦・横・高さ）が100cm以内。（45cm　X 35cm　X 20cm以内）を1人1個の荷物まで1人1個の荷物まで。重さは10kgまで。

スーツケースを機内に持ち込むためには、ますはこのサイズのスーツケースを買わなければいけません。

ただし、国内線でもLCCを利用する場合、また国際線を利用する場合、航空会社によって機内持ち込みが認められているサイズや重さが違うので注意が必要です。

機内持ち込みのルールが分かったところで、スーツケース売り場に向かいます。

そこにはさまざまなタイプの「機内持ち込み可のスーツケース」が並んでいます。

この中から選ぶポイントは幾つかありますが、まずは容量の数字に注目してください。

同じ3辺の和が115cmのスーツケースでも、中に物を入れられる大きさを表す容量の大きさはまちまちです。

何泊もする旅行の場合、荷物もかさばりがちです。

機内持ち込みが出来るサイズのスーツケースでは、持っていきたいものが全て入らないこともあります。

そのようなことを可能な限り避けるために、同じ大きさでも中に物が多く入る容量の大きいものを選びたいものです。

例えばリーズナブルな価格で人気のある「ヒデオワカマツ　フライ�U」の容量は26Lですが、「サムソナイト　アスフィア」は39Lもの容量を誇ります。

2つのスーツケースの大きさはほとんど同じですが、容量の大きさは明らかな差が出ます。

実用面では容量が大きい方が便利であることを説明しましたが、その他に気を付けることはあるのでしょうか？

真っ先にあげたいのは、スーツケース自体の丈夫さです。

空港を歩いていると、時々スーツケースが壊れて困っている人を見かけます。

スーツケースの留め金が壊れて閉まらないことや、スーツケースの側面がへこんでしまっている場合など、スーツケースを購入する時には耐久性も気にして選ぶと良いと思います。

丈夫さを売りにしているスーツケースは幾つもありますが、例えばPROTEX社のスーツケースは、頑丈そうな見た目もさることながら、技術面でも耐久性が証明されている製品です。

その他にも壊れやすいキャスターは、2輪より4輪の方が支持を得ているようです。

機内持ち込みのスーツケースは見た目も大事？

機内にスーツケースを持ち込むと、移動中は常にスーツケースと一緒にいることになります。

機能性にいくら優れているスーツケースでも、やはり見た目がイマイチだと少し嫌になりますよね？

デザインが自分の好みだと、気分が良くなり、旅行が一層楽しくなると思います。

最近は女性向けのデザイン性に優れたスーツケースもたくさん見かけるようになりました。

エイト社のハイトマンなどは、いかにも若い女性向けに作られているデザインと配色で、一部の女性の間では人気が出ています。

機能性も大事ですが、デザインも気にしたいポイントですよね。

スーツケース売り場に行くと、本当にいろいろなスーツケースが置いてあり、どれを選べばよいか迷います。

でも自分の中で優先順位をしっかり持って売り場へ向かえば、かなり候補が絞れると思います。

容量重視、耐久性が一番、それともデザインは譲れないなど、自分の中で何に重きを置くのかを決めておくとよいと思います。

もちろん、容量が大きくて耐久性に優れていて、お気に入りのデザインというスーツケースも探せばあるはずですので、じっくりネットで調べるのもおすすめです。

お気に入りの機内持ち込み可能なスーツケースをゲットして、楽しい旅に出かけてください。

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