飛行機の乗り継ぎの注意点は?時間はどのくらい見ておく?

飛行機の乗り継ぎの注意点は?時間はどのくらい見ておく?

飛行機の乗り継ぎの注意点は?時間はどのくらい見ておく?

飛行機で旅に出る時、便を乗り継がないといけない場合、乗り継ぎが上手く行くのか少し気になりますよね。

 

特に国際線の場合、乗り継ぎ時間はどのくらいを見ておけば良いのか、乗り継ぎの空港でスムーズに乗り継ぎ便の搭乗口に行けるのかなど、心配しだすとキリがありません。

 

 

しかし次のことを覚えておけば、少しは安心して乗り継ぎが出来ます。

 

 

まず乗り継ぎの時間は最低2時間、出来れば3時間以上は見ておいた方が良いです。

 

 

そして注意すべきは、

 

「同じ航空会社の乗り継ぎなのか?」
「出発空港で乗り継ぎ便の航空券を発券できるのか?」
「荷物は最終目的地までスルーで運んでもらえるのか?」

 

このあたりを確認しておけば、より安心できます。

 

 

直行便に比べて乗り継ぎ便の方がより得な航空券を変える場合もありますし、そもそも直行便が飛んでいない区間は乗り継ぎ便を使うしかありません。

 

乗り継ぎに必要な情報をまとめたので、少しでも安心して快適な旅にするために、ご参考にして頂ければと思います。

飛行機の乗り継ぎ時間はどの航空会社を使うのかで全く違う?

乗り継ぎ便を使用する場合、まず気になるのが乗り継ぎ便に乗り遅れないことです。

 

ではどの程度、時間を見ておくことが必要でしょうか?

 

 

この時間を見積もるとき、一番大切なのは同じ航空会社の便に乗り換えるのか?それとも他社便に乗り換えるのか?です。

 

 

同じ航空会社に乗り換える場合は、どの航空会社でもミニマムコネクティングタイムという乗り継ぎに必要な時間が設定されています。

 

これを下回る場合は、航空券も発券してくれない場合が多いですが、ミニマムコネクティングタイムにそった乗り継ぎ便を指定した場合、乗り遅れても他の便に振り替えてくれます。

 

乗り遅れても最終目的地までは基本的に保証してくれるので、仮に乗り継ぎ時間が1時間しかなくても大丈夫です。

 

 

一方、他社便に乗り継ぐ場合は、少し事情が違ってきます。

 

特に乗り継ぎ便を別々に予約・購入した場合、乗り遅れても基本は保証してくれません。

 

 

また、他社便だと到着空港のターミナルが違ったりしますので、より多くの乗り継ぎ時間を見ておいた方が良いと思います。

 

乗り継ぎの空港の事情が分かっている場合でも最低2時間、通常は3時間以上乗り継ぎ時間をみておくことをおすすめいたします。

飛行機に乗り換える場合、同じアライアンスの航空会社に乗り換えると楽?

さらに他社便に乗り換える場合でも、同じアライアンスの航空会社に乗り換えるのか、他のアライアンスに乗り換えるのかでは、大きく事情が変わってくる場合があります。

 

 

世界の主要空港は複数のターミナルで構成されている場合が多く、同じターミナルには同じアライアンスの航空会社を集めている場合が多いです。

 

他アライアンスの乗り継ぎの場合、最初の便を降りた後、自分で荷物を取り、それを持ってターミナル間を移動しなければならないケースがあります。

 

 

しかも空港は非常に広く、移動するのも大変だったり、道順も複雑な場合がります。

 

 

過去、私が大変な経験をした例をあげると、ドバイ空港でエミレーツ航空からキャセイ・パシフィック空港へ乗り継いだ時です。

 

 

アライアンスに属さないエミレーツ航空とワン・ワールドのキャセイ・パシフィック航空ではターミナルも違いますし、世界でも有数の広さのドバイ空港で道に迷いながら、1時間近く歩いたことを思い出します。

 

この時は乗り継ぎ時間に余裕を持たせていたのですが、乗り継ぎ便の航空券を出発地で発券してもらえないかったこともあり、ギリギリで乗り継ぎ便に滑り込みました。

 

 

航空会社が違う、さらにアライアンスが違う乗り継ぎを行う場合、3時間以上は乗り継ぎ時間を見ておいた方が良いでしょう。

飛行機を乗り継ぐ場合、出発地で航空券を発券してもらえるかに注意

乗り継ぎ便でも同じ航空会社や同じアライアンスの場合、乗り継ぐ飛行機の航空券を出発地で発券してもらえることがあります。

 

実はこれが乗り継ぎ便では鍵になります。

 

 

乗り継ぎ便の航空券を発券してもらえれば、経由空港のセキュリティーゲートを出ずに乗り換えることが可能な場合があり、乗り継ぎ便の搭乗口に比較的楽に移動できます。

 

一度セキュリティーゲートを出て、出発カウンターへ移動して、列に並んで乗り継ぎ便の航空券を発券してもらうのは時間がかかりますし、肉体的・精神的な負担も大きいです。

 

 

ただし、セキュリティーが厳しい空港などでは、乗り継ぎ便の航空券を持っていても、一度セキュリティーゲート外へ出される場合もありますので、事前に調べておくとよいです。

飛行機の乗り継ぎ便でも荷物はスルーで

出発地で乗り継ぎ便の航空券を発券してもらえたらば、預けた荷物も最終目的地までスルーで送れるか聞いてみましょう。

 

これは同じ航空会社ならばOKの場合が多いですが、意外にも他の航空会社や他のアライアンスに乗り継ぐ場合でも、OKの場合があります。

 

 

逆にこれが出来ない場合、一度セキュリティーゲートを出て、荷物をピックアップしないといけません。

 

荷物をピックアップした後は、出発のセキュリティーゲートの列に並び直して、搭乗口へ向かわなければなりません。

 

 

出発する空港で荷物だけでもスルーで目的地まで運んで欲しいという方を見かけますが、その気持ちは良く分かります。

飛行機の乗り換えは、空港内移動方法はネットで事前に調査!

経由空港での乗り継ぎは、その空港によって事情が全く違います。

 

ターミナル間の移動が簡単な空港がある一方、乗り継ぎ案内の表示が非常に分かりづらい空港もたくさんあります。

 

 

例えば、上海の虹橋空港は、ターミナル間の移動にはバスも走っていますが、運行間隔も長いですし、出発場所も分かりづらいです。

 

多くの人が便利な地下鉄を利用してターミナル間を移動しますが、これも初めての方は道順が分かりづらいです。

 

 

このようなことが予想される場合、ネットで乗り換えの手順を事前に調べておくことを強くおすすめします。

 

YOU TUBEなどで、実際の移動を録画して見せてくれるサイトもありますので、これを事前に見ておくと安心です。

まとめ

乗り継ぎ便にすると直行便と比べて半額などというお得な航空券もあり、上手く乗り継ぎ便を使いたいところです。

 

ご説明したポイントを事前にチェックして、乗り継ぎ時間に余裕をもっておけば、乗り継ぎもスムーズに行えると思います。

 

 

なるべく同じ航空会社、同じアライアンスの航空会社を使い、乗り継ぎ空港での移動方法を事前にネットで調べておけば、初めての空港でも上手く行く場合が多いです。

 

乗り継ぎ便を上手く使いこなして、快適な旅を楽しんでください。

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