国際線は何分前に空港に到着すればチェックインに間に合うの?

国際線は何分前に空港に到着すればチェックインに間に合うの?

国際線は何分前に空港に到着すればチェックインに間に合うの?

国際線に乗る場合、飛行機が出発する何分前に空港へ行き、何分前までにチェックインすればよいか、旅慣れた人でも意見が分かれる場合があります。

 

 

早く行きたい派、遅くにチェックインしたい派など様々ですが、あまり旅行者に意識されていませんが、航空会社ごとにルールがあります。

 

チェックインはおおむね搭乗時間の60分前までの航空会社が多い中、40-50分前という航空会社も存在します。

 

 

空港へは2時間前に到着するのが一般的と言われますが、意外とチェックイン締め切りまでに余裕があると思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

それが正解の場合もあれば、2時間でも余裕がない場合があります。

 

今回は国際線は何分前に空港に到着すればチェックインに間に合うのかについて簡単にご説明いたしますので、旅のご参考にしてください。

国際線は何分前にチェックインが締め切られるのか?航空会社によって違う?

国際線に乗る場合、2時間前に空港へ到着すれば良いと目安にしている方も多いと思いますが、航空会社はチェックインの時間に制限をしていることはご存知でしょうか?

 

搭乗時間の何分間までにチェックインを終わらせなければいけないのかは、各航空会社によってそれぞれ規定があります。

 

(空港や搭乗時期によって異なるので、各航空会社のHPを必ずチェックしてください)

 

 

各航空会社のチェックイン時間

  • ANA・JAL(羽田を除く)エアフランス、エアカナダ等:60分前
  • ピーチ・バニラ:50分前
  • ANA・JAL羽田空港:40分前

 

 

これを見ると、意外に緩いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これはチェックインを完了させる時間です。

 

 

空港へ到着してもチェックインカウンターは、長蛇の列という経験をされたことのある方もいらっしゃると思いますが、60分前に空港へ到着すれば良いということではありません。

 

旅行時期やその日の混雑状況、稼働しているチェックインカウンターの数などの諸条件にもよりますが、チェックインするまでに30分待ちなどということもよくあります。

 

(筆者も中国のある空港で、チェックインまで90分待ちという経験をしたことがあります。。。。。)

 

 

チェックインカウンターの列に並んで手続きを完了させる時間を考えると、世間で言われている2時間前に空港に到着するというのは、納得いく目安だと思われます。

国際線の場合、空港によって何分前に行くかは大きく違う?

上記したチェックインカウンターの締め切り時間や空港への到着時間は、あくまでも一般的な空港の目安にすぎません。

 

慢性的に混雑している空港には2時間前に空港に到着しても、無事搭乗できるかヒヤヒヤする場合もあります。

 

 

個人的にもかなり余裕をもって空港に到着したにもかかわらず、“もしかしたらば、間に合わないかもと思ったことは何度かあります。

 

中国の大都市の空港(特に北京や広州)、インドの大都市の空港、カイロなどはひやっとした体験がありました。

 

 

航空会社も早めのチェックインを促進しているケースがあります。

 

デルタ航空とエールフランスの場合を例にあげます。

 

 

早めのチェックインが必要な空港は?

デルタ航空の場合

  • アイルランド・ダブリン:4時間前
  • ガーナ・アクラ:3-4時間前
  • ロシア・モスクア:3時間前
  • ギリシャ・アテネ:2時間

 

エールフランスの場合

  • ガーナ・アクラ:2時間前
  • エジプト・カイロ:90分前
  • セネガル・ダカール:90分前

 

 

ダブリンの4時間前という規定は驚きの一言です。

 

ガーナ・アクラに行かれる方は限られていると思いますが、アテネ・カイロ・モスクアなどは観光地でもあり、旅行で行かれる方もいらっしゃると思いますので、注意が必要です。

 

 

これ以外にも、中国、インド・南米のどの空港にも、早めに到着されることをおすすめいたします。

 

 

これらの出発までに時間のかかる空港には、共通点があります。

 

その点について触れたいと思います。

実はチェックイン後に時間が掛かる?

搭乗までに時間のかかる空港には幾つかのパターンがあります。

 

 

パターン1:とにかく乗客が多い

これは中国やインドの空港にあてはまるケースですが、絶対的に人が多くてなにをするのでも長蛇の列になる場合です。

 

 

パターン2:対応する空港職員の人数が足りない(インフラが追いつかない)

急激に飛行機人口が増えた国々にあてはまるケースですが、急増する乗客に空港側の対応が間に合わない場合です。

 

 

これはチェックインカウンターだけでなく、保安検査場や出国手続き場にもいえることで、チェックインは計画通り完了したのに、飛行機に乗り遅れそうになることがあります。

 

保安検査に30分、出国手続きに30分かかるような空港もあります。

 

 

パターン3:空港・航空職員にやる気がない

これは先進国の空港でも見られる光景ですが、乗客が乗り遅れてもそれは乗客の責任で空港職員には関係無いという職員がいる場合です。

 

これはどうすることも出来ません。

 

日本だったらたいてい親切に助けてくれる職員がいますが海外ではその考えは通用しないことも多いので注意が必要です。

 

 

とにかく初めて利用する空港の場合、チェックイン後から搭乗口にまでに必要な時間を、必ず押さえておくことを強くおすすめいたします。

 

ネット上に旅行体験記などがたくさんありますので、これを参考にするのも良いかもしれません。

まとめ

飛行機に乗り遅れないためには、やはり余裕をもって空港に向かうのが一番です。

 

特に海外の空港の場合、遅れたのは乗客の自己責任という感覚が一般的なので、無理のない計画を立てることをおすすめいたします。

 

 

何度も使ったことのある空港でも、その時の状況によっては想定以上の時間を要する場合がありますので、注意が必要です。

 

最低2時間前、できれば2時間半くらい前には空港に到着するのが、精神的にも良いのではないでしょうか?

 

 

飛行機に乗り遅れると楽しい旅行も台無しです。

 

余裕をもって楽しい旅行を満喫して頂ければと思います。

 

 

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